H-SDF掲示板 |
はじめましてkazuです。 質問なんですが自衛官のかたがたはどのような腕時計をしているのですか? よく本などでは皆さんGショックをつけているようなのですが・・・ ご返答よろしくお願いします。 |
計算尺は海技試験でも持込可能でしたよ、たしか。 パイロットは実際どんな腕時計使っているんでしょうね。 民間も含め、現役・OBの方々の腕時計談義を聞きたいものです。 |
みずなぎどりさん 計算尺搭載の時計は知り合いのパイロットの保有率は1/4以下でしょうか 結構、好き好きで選択しているようで見やすければいいやーという方が多いようです。そのためか以前も書き込みましたが、認識率の高いアナログ派が多いみたいです。 時計搭載の計算尺は、実際のフライトコンピュータ(代表モデルがTANC-3)などと同じく、速度−距離計算、重量の換算、Km-NM換算等は基本的に出来ますが、風の計算(風向風速により流されること加味して真っ直ぐ飛ぶための角度を決める等)が出来ません。 ですから、時計1本ですべては賄えませんが、ちょっとその辺までとかで、到着予定時間の算出(残りの距離と速度から計算したり、早ければ速度何Ktで飛べばいいか簡単に出せる)とか、移動時の簡単な時間計算には重宝しているそうです。 何よりも、荷物が減ることが一番良いとか・・ 私も長年愛用していた計算尺搭載の時計をなくしてしまったので、お手頃なモデルを探しています。 |
シャフトさん、ありがとうございます。 勉強になります。 なるほど、1/4ですか。 少ないのかか妥当なところか分かりませんけど、あれは多分にファッションの要素が強いですからねえ、やはり見易いのが一番だと思います。 瞬間瞬間の正確な数値はデジタルに軍配が上がりますが、パッと見の概略や変化の傾向や度合を知るにはアナログが向いてますよね。 私もアナログ派です。 と言うのも(以前にも書きましたが)アナログ時計の文字盤を一種のメモリ代りにして航程計算ができるからです。 例えば12ktですと、数字ひとつ分、つまり5分間で1NM。 12ktで47分航走したとすると、アナログ文字盤の「9」のちょっと上だから9NMちょい、なんて計算するわけです。 (上の例は暗算の範囲ですけど、こんな感じです) 風力三角形・速力三角形も懐かしいですねー。 専用の計算盤もありましたし、レーダプロッティング用の印刷された厚紙もありました。 飛行機と違うのは、風よりも潮のドラフトの方が大きいのと、計算盤が360度の円盤型という点でしょうか。 |
送ってしまったので続きです。 長く乗っていると風のベクトルもなんとなく感覚的に分析できるようになって、真の風はこっちからこれくらいだなと分かるようになりました。 もっとも海面の波見れば見当つくんですけど(笑 航程計算用の計算盤もありましたけど、慣れたら電卓叩くより早いものです。 このへんもアナログの威力ですねえ。 航海的な視点から見ると、個人的には月齢や潮汐がわかる時計が気になります。 そっち方面も行くところまで行っちゃった「ガリレオ・ガリレイ」だとか物凄い腕時計もありますが・・・。 |
アナログが壊れてしまい、昨年からSUNTOのVECTOR(ODカラー)を使い始めましたが、ちょっと今一つでした。 結構コンパスが狂ったり、ヘリからリペしたら高度計、気圧計狂いました。コンパスは治せますが、高度計・気圧計は自前ではなかなか治せません(−−; また、風防がプラスチックのため、戦闘訓練であっという間に傷が・・・ また、バッテリーがCR2430というあんまり流通していないタイプのバッテリーというのもネックです。 軽いのと、まあ簡単に方角見られるって事以外は野戦での使用は利点ないかもです。 そういや、一時アフガニスタンでグリンベレーなどがSUNTO使っていたのが「壊れやすい」って違う時計に変えたってのもうなずけます。 通常のアウトドアならいいんでしょうけどね〜。 |