H-SDF掲示板 |
腕時計について (99) |
はじめましてkazuです。 質問なんですが自衛官のかたがたはどのような腕時計をしているのですか? よく本などでは皆さんGショックをつけているようなのですが・・・ ご返答よろしくお願いします。 |
予備役士長 さん お返事頂き嬉しく思います。 市街地訓練・・・ 演習等全般に言えることと思いますが、私個人としては電波時計が宜しいかと思っております。 a〜fの訓練にかけて、市街地戦闘に関しては当方基本姿勢しかやったことありませんが、 fの検閲では夜間ルミノックスが恋しくなりますね^^ このような検閲の際、隊様検査時の時刻規正の手間が不要な点や 突撃開始前等、電波時計の信頼性が高いことは間違いありませんし、 タフで見やすい点でも私はアナログGショック愛用してます。 バックライトはあまり好んで使わないタイプですので 夜間はルミノックス等のトリチウム時計が私は好きだったりします。 二つの時計を持ち歩くのは面倒ですし訓練中はGショックで通していますが 高性能な時計であったとしても、例えば余りにも高価な時計を訓練でかけるのは 傷等の心配からも、やはり勿体無いと思います。 スーツを着る時等はオシアナスM800愛用してます。 引き締まって見えるスタイル、ソーラー電波クロノグラフというハイテクさがお気に入りです。 時計は自動巻、クオーツ、電波時計、それぞれ趣向は異なりますが、 何を取るかは人それぞれの考え方ですし、自分が最も使い勝手が良いと思う時計や 愛着が持てる時計を選ぶのが良いと私は思います。 機能重視ではないファッション時計も生活の場面で使い分ければ良いものですね。 Gショック実際使ってみての感想は、今のソーラー電波Gショックは完成度高いですよ。 フロッグマンは今でも人気が絶えずに、むしろプレミアついたりしてるあたりが面白いですね。 訓練演習にはもはや過剰なスペックともいえる最新型ソーラー電波プロトレック (高度、方位、温度、気圧計、マルチバンド5搭載)も良いですね。 これさえあれば如何に多種多様な訓練であったとしても 実際用いる機能でこれ以上の時計は無いと思います。 腕時計って本当に奥が深いです。 長文失礼致しました。 |
星空さん アドバイスありがとうございました。 自分は現在もMARATHONのアナログ使用してます。先週末がちょうど市街地だったのですが、瞬間的な時間を計るのは問題なかったです。 ただ、G-Shockに慣れてると、日にちとかがわからなくなったりして、若干不便ですね(^^; 現在はPXで買ったSUNTOのミニコンパスをバンドにつけて使用しています。 ほんと、腕時計って奥深いですね。 |
予備役士長さん MARATHONもトリチウムの物はサファイアガラスのようですね。 私も以前 Aeromaticの1000M防水 HELIUM-SAFEバルブ付 自動巻トリチウムをかけていましたが、 オールステンレスの1000m防水だけあって重く 邪魔になるので弟にあげました。 勿論サファイアガラスのもので、 頑丈な作りの物でした。 風防に傷が付くのが大変気に入らない私は 基本的にサファイアガラスの時計しかかけません。 腕時計バンドに取り付けるコンパスは 私もPXで購入し着けておりましたが、 山にキノコ採りに良く行く父が 良いコンパスだなと言っていたのであげました。 父は私があげたLUMINOX 3402使っていますが、 本人は中々気に入っている様です。 最近はオールチタン製LUMINOX 3602が欲しいと思う今日この頃です・・・。 気が向いたときに買いたいと思ってます。 無理な話ですが、アナログソーラー電波のG-SHOKにもトリチウムがあったら最強ですね。 でもそうしたらLUMINOXの存在意義が薄れてしまいますからね。 特許もあるでしょうし、 日本の時計にはそれなりの良さがあると思っております。 |
ヘロヘロさん、レスありがとうございます。 法事やら何やらでお返事遅くなりました。 そうですね、JJYを始め便利なモノや制度が時代遅れや合理化の名の下に消えて行ってしまいますね〜。失ってから分かるありがたみ、ってウチの親のことですか(苦笑 さて、今はほぼ消えさったものの一つが計算尺。 現役で使われているケースの筆頭が航空機用のフライトコンピュータですが、あれを腕時計のベゼルにつけたブライトリングその他のパイロットウォッチってありますけど、ああいうタイプの時計って実際のパイロットの方々は愛用しているのでしょうか? また腕時計自体は使っているとして、あの回転計算尺はフライト時に実用に足るものなのでしょうか? |
計算尺ですか… 無線関係では唯一の国家試験持ち込み可能な計算機なんですがねぇ。 私も一応技術屋の端くれを自負してますが、使ったことはありません。 30年近く前に電子工学を習い始めた頃にはすでに関数電卓でした。 さて直接パイロットから聞いた訳ではないのですが、 フライトコンピューターは実習があるらしいので、 多分皆さん一枚は手元にお持ちじゃないかと思います。 搭乗時にそれを持って乗るのかどうかはわかりませんが 腕時計のベゼルの計算尺は出番が無いのではと思います。 あとパイロットとて腕時計の好みは千差万別だと思いますよ。 |
計算尺は海技試験でも持込可能でしたよ、たしか。 パイロットは実際どんな腕時計使っているんでしょうね。 民間も含め、現役・OBの方々の腕時計談義を聞きたいものです。 |
みずなぎどりさん 計算尺搭載の時計は知り合いのパイロットの保有率は1/4以下でしょうか 結構、好き好きで選択しているようで見やすければいいやーという方が多いようです。そのためか以前も書き込みましたが、認識率の高いアナログ派が多いみたいです。 時計搭載の計算尺は、実際のフライトコンピュータ(代表モデルがTANC-3)などと同じく、速度−距離計算、重量の換算、Km-NM換算等は基本的に出来ますが、風の計算(風向風速により流されること加味して真っ直ぐ飛ぶための角度を決める等)が出来ません。 ですから、時計1本ですべては賄えませんが、ちょっとその辺までとかで、到着予定時間の算出(残りの距離と速度から計算したり、早ければ速度何Ktで飛べばいいか簡単に出せる)とか、移動時の簡単な時間計算には重宝しているそうです。 何よりも、荷物が減ることが一番良いとか・・ 私も長年愛用していた計算尺搭載の時計をなくしてしまったので、お手頃なモデルを探しています。 |
シャフトさん、ありがとうございます。 勉強になります。 なるほど、1/4ですか。 少ないのかか妥当なところか分かりませんけど、あれは多分にファッションの要素が強いですからねえ、やはり見易いのが一番だと思います。 瞬間瞬間の正確な数値はデジタルに軍配が上がりますが、パッと見の概略や変化の傾向や度合を知るにはアナログが向いてますよね。 私もアナログ派です。 と言うのも(以前にも書きましたが)アナログ時計の文字盤を一種のメモリ代りにして航程計算ができるからです。 例えば12ktですと、数字ひとつ分、つまり5分間で1NM。 12ktで47分航走したとすると、アナログ文字盤の「9」のちょっと上だから9NMちょい、なんて計算するわけです。 (上の例は暗算の範囲ですけど、こんな感じです) 風力三角形・速力三角形も懐かしいですねー。 専用の計算盤もありましたし、レーダプロッティング用の印刷された厚紙もありました。 飛行機と違うのは、風よりも潮のドラフトの方が大きいのと、計算盤が360度の円盤型という点でしょうか。 |
送ってしまったので続きです。 長く乗っていると風のベクトルもなんとなく感覚的に分析できるようになって、真の風はこっちからこれくらいだなと分かるようになりました。 もっとも海面の波見れば見当つくんですけど(笑 航程計算用の計算盤もありましたけど、慣れたら電卓叩くより早いものです。 このへんもアナログの威力ですねえ。 航海的な視点から見ると、個人的には月齢や潮汐がわかる時計が気になります。 そっち方面も行くところまで行っちゃった「ガリレオ・ガリレイ」だとか物凄い腕時計もありますが・・・。 |
アナログが壊れてしまい、昨年からSUNTOのVECTOR(ODカラー)を使い始めましたが、ちょっと今一つでした。 結構コンパスが狂ったり、ヘリからリペしたら高度計、気圧計狂いました。コンパスは治せますが、高度計・気圧計は自前ではなかなか治せません(−−; また、風防がプラスチックのため、戦闘訓練であっという間に傷が・・・ また、バッテリーがCR2430というあんまり流通していないタイプのバッテリーというのもネックです。 軽いのと、まあ簡単に方角見られるって事以外は野戦での使用は利点ないかもです。 そういや、一時アフガニスタンでグリンベレーなどがSUNTO使っていたのが「壊れやすい」って違う時計に変えたってのもうなずけます。 通常のアウトドアならいいんでしょうけどね〜。 |